としぶろぐ ~いつもの日常に豊かさを~

東京在住、石油会社に勤めているエンジニアのとしです。海外勤務、英語、育児、資産運用など、日々の生活を豊かにする情報を発信していきます。

アブダビってどこよ?

多くの方が「アブダビってどこ?」って言うと思います。

私は仕事でアブダビに4年間赴任をしましたが、友人にアブダビ赴任のことを伝えた時も同じことを言われてしまいました。

なかなか普段の会話でアブダビが話題に上がることはありませんし、ましてやアブダビに行くことなんて一生に一度もない人の方が大多数でしょう。

ここでは、アブダビってこんなところだよ、というのを紹介していきます。

アブダビってどこにあるの?

アラブ首長国連邦(United Arab Emirates, UAE)という小さな国に属しており、その国の首都です(え?アブダビって国じゃなかったの?)

UAEは中東に位置しており、隣国にはサウジアラビアオマーンカタールがあります(ただし、カタールとは国境が接していません)。

UAEは7つの首長国で構成されており、その中の一つがアブダビ首長国であり、UAEの首都でもあります。

ちなみに成田空港からだと、直行便で片道10時間かかります。

ヨーロッパ程遠くはないですが、それでもちょっと遠いですよね。   [ad#co-1]

アブダビってどんなところなの?

アブダビを訪れてまず感じることは、非常に暑いということです。

夏ですと、気温が40度を超える日がほぼ毎日続きますし(砂漠気候)、その暑さのためか、国土のほとんどが砂漠であり、街と呼ばれるものはほんの一部です。

その中でもアブダビ市は大きな都市であり、高層ビルが立ち並び、近代都市としての一面も見ることができます(ただし、アブダビ市から車で10分走ると、もう砂漠になります)。

言語についてですが、アブダビ国民の方の母国語はアラビア語です。

右から左に、流れるようにかくあれですね。みなさんも一度は見たことがあるのでは?

宗教はイスラムです。

アブダビで暮らしている人の多くはインド、パキスタンなどからの労働者です。

意外に思う方も多いと思いますが、アブダビ国民の方は全体の20%程度しかいません。

アブダビは多くの外国からの労働者たちで成り立っているのです。

アブダビの産業って何?

アブダビの産業は何なのでしょうか?

アブダビでは、GDPの約40%が石油・天然ガスからの収入で占められており、石油・天然ガス開発が主な産業となっており、世界5位の規模の原油アブダビには眠っているのです。

ちなみに、UAEからの石油・天然ガスの最大の輸出先は日本です。

そうです、私も石油開発エンジニアとしてアブダビに4年間赴任していました。

ただし、石油・天然ガスをはじめとした資源というのは限りがあり、有限のものであるため、近年では石油・天然ガスに頼らない、それら以外のエネルギーを用いた産業を作るべく、再生可能エネルギーに特化した「マスダール計画」というのも進行しています。

つい最近来日したサウジアラビアのサルマン国王も、石油・天然ガス依存から脱却し、それら以外からの収入を増やすべく、日本の各企業と覚書を締結しています。

日本と違い中東の国々には資源がありますが、それらに頼らない産業構造を作る必要性を認識した行動といえますね。

アブダビでの食事は?

先ほども言ったように、アブダビにいるほとんどがインドやパキスタンからの労働者であるため、アブダビではインド料理レストランが数多くあります。

しかも、とてつもなく安いです!

街のレストランだと、インドカレーなんて150円くらいで食べることができます(客の大半が労働者ですので、値段も低めに設定されています)。

また、インド料理だけでなく、数は少ないですが、日本料理、韓国料理、イタリア料理、スペイン料理、メキシコ料理、ブラジル料理も食べることができるレストランもあります。

え?アラブ料理は無いかだって?もちろんありますよ!

ハマスと呼ばれるひよこ豆のペースト(薄いパンに塗って食べます)、ババガヌージュと呼ばれる茄子のペースト(同じく薄いパンに塗って食べます)、ビリヤニと呼ばれるアラブ風炊き込みご飯など多くの料理があります。

また、他国からの労働者が多いため、他国料理の影響を多く受けて、今のアラブ料理が形成されています。

ちなみに、注意点があります。アブダビの宗教はイスラム教であり、イスラム教では豚肉の食事と飲酒が禁じられています。

したがって、アブダビ(または中東)では、ホテル内のレストランを除き、街中にあるレストランではお酒が飲めません。

豚肉が提供されているレストランに至っては、もっと数が少ないです(また提供されていたとしても、UAE国民に配慮し、別メニューであることが多いです)。

豚肉が好きな日本人には大変つらいですが、その国の宗教を尊重する必要がありますし、それも貴重な経験です。

また、デザートとしては、チョコレート(有名なチョコレートのお店のパッチがある!)やデーツと呼ばれるナツメヤシの実を乾燥させたもの(干し柿に似ている)が主に食べられています。

デーツはアラブの伝統的なスイーツとして昔から食べられており、栄養価も豊富です。

アブダビの治安は?

イスラム国の報道がなされてから、中東はすべて危険だと理解されている方が多いですが、その中でもアブダビは一番安全といえます。

私がアブダビにいた4年間で危険な目にあったことは一度もありませんでしたし、何より今でも多くの日本人がアブダビに赴任して働いています。

細い路地にはできるだけ行かない、薄暗いところを一人で歩かない、など旅行者として普通に注意して行動していれば、犯罪に巻き込まれることもないでしょう。

まとめ

日本に住んでいると、アブダビというのはなかなか縁遠い感じがしますが、いろいろと日本とつながりがあります。

また、砂漠が発達していますが、高層ビルが立ち並ぶ都市部もあり、砂漠と都市の共存を見ることもできます。

普段なかなか行かないアブダビに行ってみてはいかがでしょうか?   [ad#co-2]   [ad#co-3]