としぶろぐ ~いつもの日常に豊かさを~

東京在住、石油会社に勤めているエンジニアのとしです。海外勤務、英語、育児、資産運用など、日々の生活を豊かにする情報を発信していきます。

投資を始めるよと両親に言ったら「罰が当たるよ!」と言われた件について

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こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

先日、香川県観音寺市にある実家に里帰りした時の事。

投資に興味があり自己資金に余裕があるので、投資するよと両親に言ったら、「罰が当たるよ!」と言われました。

両親と話をしていてよく思うのですが、投資に対してあまりいい印象を抱いてないんですよね。

ここには2つの要因が隠れていると考えます。

つまり、一つ目は「投資することは悪だ」という考えですね。

そして、もう一つは「会社で働く以外でお金を稼ぐのは悪だ」という考えです。

わたしの両親に限った話ではなく、結構多くの日本人が同じ考えを抱いているように感じています。

今回は、投資することが罰当たりだと両親に言われたことに対して、わたしが感じたことをまとめてみました!

 

 

どうして投資することが罰当たりなのか?

この要因としては、「投資することは悪だ」という考えと「会社で働く以外でお金を稼ぐのは悪だ」という考えが根強いからとお伝えしました。

一体、どうしてなのでしょうか。

 

「投資することは悪だ」という考えが根強いワケ

これは、「投資」が「博打、ギャンブル」と混合されていることが原因です。

博打、ギャンブルというのは、短期的利益を見込んで資金を投入するものです。

パチンコ、競馬、競輪などエンターテインメントであるものもあれば、株の値上がりに期待して資金を投入する株式投資もあります。

一方、投資というのは、基本的には長期的な視点に立って余裕資金で行うものです。

つまり、短期的ではなく長期的な利益を見込むこととなります。

また、投資をすることで企業(事業)の成長、経済の成長を促すことができますし、それにより雇用の促進が可能であることから、一種の社会に対する貢献ともいえるでしょう。

ところで、投資というのはいわゆる不労所得です。

この不労所得というものが日本人の美徳である「働かざる者食うべからず」という精神に見事に反していますね。

したがって、投資というものが悪だと認識がますます広がっていると考えています。

 

「会社で働く以外でお金を稼ぐのは悪だ」という考えが根強いワケ

これには2つの理由があると考えています。

一つ目は、日本人が昔武士であった頃から抱いてきた美徳、「仁義」ですね。

拾ってもらった主君に忠義を示し、武功を立てて恩返しをする。

これをそっくりそのまま主君=会社と置き換えると分かりやすいですね。

拾ってもらった会社でしっかり働くことで、会社に貢献し恩返しをする。

また2つ目は、戦後に定着した終身雇用制度により、ますます会社に(それも一つの会社に)長くいることが当たり前になってしまったことです。

これが、一つ目の理由をさらに強くしてしまったといってもいいでしょう。

 

日本ではお金の教育がされていない

日本では中学校まで義務教育が実施されていますが、お金に対する教育というものは全くされていません。

しかしながら、マネー教育先進国と言われるアメリカでは、幼稚園や小学校などで企業家や経済人などが講師となってビジネスに関する講演をしたり、生徒が実際に株取引をやったりといったお金に対する教育がなされています。

したがって、今やアメリカでは3人に1人がフリーランスと言われているように、会社に所属せずとも自分でビジネスを切り開いていたり、投資家として活動したりしてしている人が多いのです。

日本においても、政府が「貯蓄から投資へ」という政策的目的の下、NISA(ニーサ)という投資優遇制度を初めました。

優遇制度を設けることは大変重要なことですが、そもそもお金に対する教育がなされていないので、前述のとおり「投資は悪だ」という人は優遇制度を設けても投資は始めないでしょう。

小さいころから身近にビジネスを感じ、お金に対してしっかりと教育することが大切だと思います。

 

会社で働いて稼ぐお金だけで十分なのか?

会社員として定年まで働いた後は、老後生活が待っています。

この老後生活にはどのくらいのお金が必要となるのでしょうか。

ここでは、定年を65歳、以降85歳まで(日本人男性の平均寿命81歳、女性の平均寿命87歳より)の20年間に必要な最低限の老後資金を計算してみます。

まず、生活費をざっくり月々25万円とすると、年間300万円なので20年で6000万円必要となってきます。

我々の世代が定年後にもらえる年金の支給額がどのくらいなのか分かりませんが、夫婦二人で10万円もらえると仮定すると、年間120万円なので20年で2400万円支給されます。

また退職金として1500万円が支給されると仮定します。

したがって、その差額である2100万円が最低限必要となってきます。

就職から定年までの約40年で2100万円ということは、つまり、月約4万円の貯蓄が必要ということです。

なーんだ、簡単じゃないかと思われるかもしれませんが、この40年の間には子どもが生まれたり、マイホームを買ったり、いろいろ支出がありますよね?

そのなかで2100万円を貯蓄するというのはなかなか難しいことだと思います。

また、ここでの計算では必要最低限の定常費用のみ考慮しており、突発的な費用、例えば、病気の治療費、施設の入居費などは考慮していません。

したがって、実質的にもっと多くの費用が発生する可能性がありますので、もっと多くの貯蓄が必要であると言えます。

 

投資することは今後ますます重要となってくる

老後も安心して生活するだけの資産を作るために、投資は今後ますます重要となってくるでしょう。

そこで、わたしがおすすめする投資について、いくつか紹介したいと思います。

 

NISA(ニーサ)

NISA(ニーサ)とは、個人の資産作りと経済の活性化を目的としており、年間120万円までの投資の運用益に関して5年間非課税(最大600万円)とする優遇制度です。

ただし、NISA制度を利用するためには、銀行や証券会社に資産運用口座を開設する必要があります。

また、国税庁にNISAの利用を届け出る必要があるため(手続きは銀行または証券会社で実施してくれる)、利用開始まで時間がかかります。

しかし、年間120万円までの運用から得られる運用益が非課税となるメリットはとても大きいので、利用しない手はないです。

また、少額からでも開始できることもメリットの一つですね。

また、2018年1月からはNISA制度が拡充され、NISAで年間40万円までの運用から得られる運用益が20年間非課税(最大800万円)となる積み立て投資ができるようになります。

合計額で言うと積み立てNISAの方がお得ですし、長期運用であれば積み立て投資の方が断然いいです。

なので、わたしは今はNISA制度を利用していませんが、積み立てNISA制度が始まれば利用する予定です。

 

ロボアドバイザー

最近はやりの人工知能(AI)を使った資産運用です。

ロボアドバイザーは、自分の代わりに自分の資産を世界水準のアルゴリズム、ノーベル賞受賞者の「ポートフォリオ理論」に基づいて自動で運用してくれます。

ここの自動でというところがポイントですね。

会社員や自営業の方はどうしても時間に限りのある方が多いですが、そんな方でもしっかりと資産運用ができるというところが素敵ですね。

有名どころでは「ウェルスナビ」「THEO」「楽ラップ」などがありますね。

ちなみに、わたしはウェルスナビを利用して資産運用しています。

理由としては、これらはウェルスナビのメリットでもあるのですが、ウェルスナビには自動積立機能、自動リバランス機能、自動税金最適化機能があること、ですね。

とくに自動積立機能は重宝しています。

長期運用前提であれば、積み立て投資がとても大切ですからね。

ただし、ウェルスナビの最低運用額は100万円とその他ロボアドと比較して高いのですが、SBI証券で口座を開設すると運用額が30万円から始められますので、便利です!

<2017年8月追記> ウェルスナビの最低投資額が30万円に引き下げられました!

これでウェルスナビによる資産運用に対するハードルは以前より低くなりました!

また、SBI証券でウェルスナビの口座開設しても30万円から始められます。

SBI証券はネット証券会社の中で大手であり、取り扱っている投資信託も数が多いので、NISA口座を開設するのにも便利です。

なので、わたしは後々NISAを始めることも考慮して、SBI証券経由でウェルスナビを利用しています。

 

ソーシャルレンディング

これまた最近はやりの新しい投資の仕方、ソーシャルレンディング。

ソーシャルレンディングとは、新興企業など実績が浅く銀行での資金調達ができない企業に対してクラウドで不特定多数の投資家から集めた資金を企業に貸付し、その金利分を利息として投資家へ還元する投資制度です。

ソーシャルレンディングのメリットとしては、利回りが高いこと(一般的に5%前後)。

利回り5%の投資案件というのはなかなかありませんし、また少額(数万円)からでも始められるというのもソーシャルレンディングのメリットですね。

また、それぞれのソーシャルレンディング会社で異なるテーマに特化した案件が扱われていることもメリットです。

例えば、「グリーンインフラレンディング」では、再生可能エネルギー事業に特化した案件を取り扱っていますし、「さくらソーシャルレンディング」では地方創生に役立つため地方の企業に対する案件を取り扱っています。

自分の興味のある分野、自分の身近な分野の案件に投資できる機会があるというのは、自分の専門性を生かせるという意味でもめりとと考えています。

ちなみに、「さくらソーシャルレンディング」では主に近畿、中部地方の案件が多いので、私の出身である四国の案件が出てきたら、利用しようかなと考えています。

デメリットとしては、投資なので当然ながら元本割れ、また元本がゼロとなるリスクがあること。

これに対して、貸し付けを行うソーシャルレンディング会社としては貸付先に対して担保を設定したり、保証を求めたりしています。

なので、投資を行う前にはきちんとこれらについても確認したうえで、投資を行いましょう。

ソーシャルレンディングで有名なのは、「maneo」「クラウドバンク」「SBIソーシャルレンディング」などがありますね。

わたしは今、maneoクラウドバンク、SBIソーシャルレンディング、グリーンインフラレンディングの4つを利用しています。

ソーシャルレンディング企業としては大手であるということ、これまでの案件の貸倒率がゼロ%とであるという安心感があること、比較的短期の案件を扱っていること、が理由ですね。

また、クラウドバンクでは再生可能エネルギー事業案件も扱っていることもエネルギー会社に勤めている私にとってのメリットでもあります。

 

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)

個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)制度とは、加入者個人が毎月掛け金を拠出(積み立て)し、予め設定した金融商品に投資して運用し、その運用を元にして定年後に年金または一時金としてお金を受け取れる制度です。

会社によっては、会社が社員に対して毎月掛け金を拠出し、その掛け金を元にして金融商品に投資して運用するという企業型確定拠出型年金制度を採用しているところもあると思いますので、その個人版と思っていただいてよいでしょう。

この制度のメリットとしては、年間掛け金の全額が所得控除を受けられますので、節税効果があることです。

また、積立金を運用する際の運用益は非課税となっていますし、定年後に給付金を受け取るときにも公的年金等控除および退職所得控除など税制優遇が受けられる点も大きなメリットです。

また、2017年1月から対象者が拡大され、会社に勤めている会社員のかたも加入対象者となるなど、20歳~60歳のほとんどすべての方が対象となっています。

ただし、デメリットもあります。

それは、当然ながら金融商品に投資をしますので元本割れのリスクがあること、また年金制度ですので60歳までお金をおろすことができないことです。

なので、資金的に余裕のある方で老後のために資産運用したいという方は、個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)制度を検討してみてはいかがでしょうか。

 

財形貯蓄

会社員であれば、会社の制度として財形貯蓄制度があるのではないかと思います。

財形貯蓄制度とは、銀行に財形口座を開設し、そこに給与天引きで毎月振り込むことにより、銀行から得られる利子に加えて会社から利子の補給がされる貯蓄制度です。

これにより銀行の利息を大幅に超える、年1%~3%といった利息を得ることができます。

また、最大550万円までの金額に対する利子が非課税となっているのも大きなメリットですね。

デメリットとしては、ある対象とする目的以外でお金をおろして使用した場合、その利子に対して税金がかかります。

例えば、財形住宅貯蓄の場合、住宅購入資金および住宅のリフォーム資金として積み立てられていますので、それ以外の用途でお金をおろして資金を使用した場合、その利子に対して税金がかかってしまいます。

しかし、税金がかかったとしてもこれほど高い利率が見込めるのですから、利用しない手はないですね。

会社に制度がありまだ利用していない人は、すぐにでも利用することをおすすめします!

わたしも会社に財形制度がありますので、財形住宅貯蓄制度を利用しています。

 

最後に

自分の、そして家族の老後生活のため、今後はますます投資することが重要になってきます。

また、投資制度にはいろいろな制度が用意されており、それぞれの人に合った投資制度が利用できます。

自分の資産は自分で作っていきましょう!