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小説家古野まほろの魅力とおすすめ警察小説まとめ!

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こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

僕は、古野まほろさんの作品を多く読んでいるのですが、古野まほろさんの警察小説はとても面白く、彼の警察出身という経歴を生かしたとてもリアリティのある作品となっています。

ただし、古野まほろさんの作品は、その特徴的な文体のため、好き嫌いがはっきり分かれる作家さんだと思います。

しかし、古野まほろさんの警察小説については、その多くが特徴的な文体が抑えられており、とても読みやすい作品となっています。

そんな古野まほろさんの警察小説をすべて読んだ僕が、古野まほろさんの魅力とおすすめの警察小説をまとめてみました!  

 

作者:古野まほろとは?

古野まほろさんの略歴を引用して紹介します。

東京大学法学部卒業。リヨン第三大学法学部第三段階「Droit et Politique de la Sécurité」専攻修士課程修了。フランス内務省より免状「Diplôme de Commissaire」授与。なお学位授与機構より学士(文学)。 警察庁Ⅰ種警察官として交番、警察署、警察本部、海外、警察庁等で勤務の後、警察大学校主任教授にて退官。 2007年1月、『天帝のはしたなき果実』で第35回メフィスト賞を受賞し小説家デビューする。「宇山日出臣が発掘した最後の新人」と呼ばれている。綾辻行人、有栖川有栖の両氏に師事。デビューからおよそ10年で長編作品を20作品以上、短編集も含めて25作品以上と、非常にハイペースな刊行がデビューから今も続いている。 代表作は天帝シリーズのほか『ぐるりよざ殺人事件』『その孤島の名は、虚』『ヒクイドリ 警察庁図書館』『臨床真実士 ユイカの論理 文渡家の一族』など。   古野まほろ - Wikipedia

東京大学からフランスに留学されており、フランスの大学で修士を取られているという変わった経歴の持ち主です。

また、その後警察庁に入庁し、様々なポストを経験されています。

 

小説家古野まほろの魅力とは?

古野まほろさんはフランス留学、警察での経験を基にした作品を多く世に出されており、それらとミステリーをうまく融合させて、新しいミステリーのジャンルを構築していると思います。

そこで、小説家古野まほろの魅力をまとめてみました!

①警察官の内面の描写が上手い!

さすがは元警察出身ですので、自信の経験を基にした警察官の内面の描写はとても上手いです。

警察官である登場人物たちの心情に心動かされ、作品にのめり込んでしまいます!

 

②警察組織が細部まで描かれている!

これも元警察出身ですので、警察の組織が細かく記されています。

一般人には分からないような組織の細かい部分まで記されているので、警察がどんな組織なのかがよくわかります。

 

③小説の中で警察官の仕事も解説されている!

小説の中では、警察官の仕事についても記されています。

交番の警察官が普段どのように勤務し、市民の安全を守っているのか。

ほとんどの方は知らないと思います(僕もそうでした)。

ですが、交番の警察官の毎日の地道な仕事の様子を知り、警察官が少し身近になった気がします。

 

古野まほろのおすすめ警察小説まとめ!

そんな魅力の多い古野まほろのおすすめ警察小説をまとめてみました!

二条実房シリーズ

キャリア警察官である二条実房が主人公の作品です。

元警察キャリアである作者が警察官を描いた作品となっています。

命に三つの鐘が鳴る 埼玉中央署新任警部補・二条実房
かつて学生運動に身を投じ、いまはキャリア警察官として埼玉中央署に勤務する二条実房。ある日、二条のもとを元同志であり現役の非合法活動家である我妻雄人が訪れ、自分の恋人である活動家の佐々木和歌子を電車内で殺害したと自首する。だが、我妻は動機を一切語ろうとしない。親友として、和歌子のかつての恋人として、なによりも真相のため二条は我妻と対峙する! 引用元:Amazon

主人公である二条が自首してきた友人と対峙するストーリーです。

警察官は被疑者である友人といかに対峙するのか!?

パダム・パダム 京都府警平安署新任署長・二条実房
被害者の眼球をくり抜き、三人を殺害したシリアルキラー「眼喰鬼」が京都を震撼させていた。キャリア警察官・二条実房は犯人検挙を期して平安警察署の署長に赴任したが、その直後、二条を嘲笑うかのように平安署員が第四の犠牲者となる。「奴は我々を本気で怒らせた」。闇に潜む犯人に対して、二条と平安署の威信をかけた闘いが始まった。 引用元:Amazon

シリーズ第2弾!

今回は二条とシリアルキラーとの戦いを描いています!

ストリート・クリスマス Xの悲劇 '85
雪のクリスマス・イヴ、霞が関。3人のテロリストが、内務省本省庁舎を占拠する!脱出も救出も、絶対に不可能。圧巻のリアリティと緊迫感で描かれた、これはあまりにも美しく凄惨な悲劇。 引用元:Amazon

シリーズ第3弾!

今回は二条とテロリストとの戦いを描いています!

外田警部シリーズ

愛媛県警察部捜査第一課所属、外田保丞警部が主人公の小説です。

方言まるだしの、ずうずうしくて人なつこい惚けた性格の主人公ですが、凶悪犯を追って東奔西走のなかにあっても、遭遇した難事件を見逃しません!

痛快本格探偵小説です!

外田警部、カシオペアに乗る
農協の経理のような顔に、昭和の哀愁を感じさせる銀縁眼鏡。よれよれにくたびれたスーツに、安手のコート。ところ構わず葉巻の煙を噴き上げ、口を開けばディープな実予弁―。冴えない外貌ながら、「猟犬」としては超一流の外田は、連続強姦殺人犯の行方を追って、愛媛を飛び出し、東奔西走の身。しかし、行く先々で、謎めいた殺人事件に遭遇する。それも、容疑濃厚な被疑者に限って鉄壁のアリバイに守られているのだ…。手強い犯罪計画の立案者たちを、外田はどうやって追い詰めるのか?あの、ぞなぞなコート野郎!惚けた顔をして―!! 引用元:Amazon

シリーズ第1弾!

今回は外田警部がカシオペアの中で発生した事件にのらりくらり、痛快に立ち向かいます!

外田警部、TGVに乗る
パリ=リヨン間を二時間弱で驀進する高速鉄道TGV。終着駅までの乗客は、サングラスの老人と二人の警察官、そして死者。永年勤続休暇を利用してパリを訪れた愛媛県警察部の外田保丞警部。知遇を得ているフランス国家警察のポンメルシー警視正とともにTGVでリヨンに向かうが、同じ車内で日本人外交官の射殺死体が発見され、なぜか捜査に巻き込まれることに。しかし、外田が追い詰めるべき犯人は、鉄壁のアリバイと日仏両国の法律に、幾重にも守られていた―。解らんかったら喋らせろ。証拠が無いなら作らせろ。「犯人をして自ら語らしめる」ために仕掛けられた、外田の逆トリックが冴え渡る! 引用元:Amazon

シリーズ第2弾!

今回はフランス国鉄であるTGVで発生した事件に、痛快に立ち向かいます!

身元不明(ジェーン・ドゥ) 特殊殺人対策官 箱﨑ひかり

2020年の東京オリンピックを機に開発された東京都湾岸区。東京24番目の区の誕生とともに敷設された東京メトロ湾岸線の駅構内の水槽で、左耳を切断された身元不明の水死体が発見される。同じ水槽内でみつかった耳は別人のもの―。警視庁警視・箱崎ひかりは定年間近の万年巡査部長・浦安圭吾をパートナーに指名し、捜査に乗り出す。翌日を待たず、第三の事件が発生。親子ほどに年齢の離れた二人のコンビが真価を発揮しはじめるとき、殺人犯を追っているのが自分たち刑事だけでないことが明らかになる。元警察官僚がついに手掛けたリアル警察小説。 引用元:Amazon

東京メトロを舞台として連続殺人事件が発生するストーリー。

女性警察キャリア・箱島ひかりと定年間際の所轄警察官・浦安圭吾のデコボココンビが事件に立ち向かう!

監殺 警務部警務課SG班

警務課内に組織された、警察の罪を取り締まる監察裏部隊「警務部警務課巡回教養班=SG班」。警察内の異端児たちが、声なき者の恨みを力で晴らす。元警察キャリアの膨大な知見が凝縮された、本格監察小説! 引用元:Amazon

警察を取り締まる組織であるSG班が舞台となったストーリー。

ヒクイドリ 警察庁図書館

山蔵県内で交番連続放火事件が発生。山蔵県警では犯人確保の目途が立たない中、警察庁のエリート諜報機関アサヒにタレコミが入る。それは、放火犯は警察官であり、しかも警察庁が最重要視するスパイマスター「アプリコット」の手先だという。アサヒは、アプリコット確保の好機と捉え独自に放火捜査に乗り出す。時を同じくして、密かに動き出した組織があった―警察庁長官直轄の秘密警察、通称・警察庁図書館。存在すら極秘にされたこの組織も、アプリコット排除と別の特命で動き出し…警察内スパイの黒幕は誰だ?そして、それぞれの思惑が複雑に絡み合った先に待つ衝撃の結末とは? 引用元:Amazon

警察の秘密組織である警察庁図書館を巻き込み、展開するストーリーです!

新任巡査

平凡だけど心優しい、キラキラネームの上原ライト。首席の女警でいつも能面、歩くパソコンこと内田アキラ。警察学校で大きな差のついた新任巡査ふたりは、ターミナル駅の東と西で、人生初の交番勤務を始める―朝から次の朝まで、24時間の泊まり勤務。ライトは生き残ることができるのか。アキラはやっぱり優秀なのか。ふたりを襲う、あまりにも過酷な試練と陰謀とは? 引用元:Amazon

警察組織の内部で奮闘する新任巡査を描いた、ミステリー小説です。

警察組織の内部事情、考え方が垣間見えるのが興味深く、また、ストーリーの展開も面白いです!

 

最初に読むべきおすすめの1冊は?

古野まほろさんの警察小説で一番最初に読むべき小説として、僕は「新任巡査」をおすすめします!

古野まほろさんの作品の多くがその特徴的な文体が用いらており、この文体は好き嫌いがはっきりと分かれると思います。

しかし、「新任巡査」では、古野まほろさんの独特の文体が抑えられており、比較的多くの方が読みやすいです。

また、警察出身という経歴を生かし、交番警察官の日常が舞台の小説なので、交番警察官が普段どのような勤務をされているのかがよく分かります。

交番警察官の日常はとても興味深いですので、読む価値ありです!

 

最後に

古野まほろさんの作品は好き嫌いが分かれると思います。

ただ、その中でも警察小説は読みやすく、警察官を描いたとてもリアリティのある作品となっています。

警察小説では日本随一だと僕は思っていますので、是非古野まほろさんの警察小説を一冊手に取ってみてはいかがでしょうか。

 

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