としぶろぐ ~いつもの日常に豊かさを~

東京在住、石油会社に勤めているエンジニアのとしです。海外勤務、英語、育児、資産運用など、日々の生活を豊かにする情報を発信していきます。

森博嗣氏の最新ミステリー小説「ダマシXダマシ」を読んだので、レビューをまとめておく!

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こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

僕は、森博嗣氏のミステリー小説が大好きで、これまで出版されているすべての作品を読んでいます。

5月8日に森博嗣氏の代表シリーズ、Xシリーズ完結編である「ダマシXダマシ」が出版されましたので、早速購入し読んでみました。

今回は、「ダマシXダマシ」を読んで感じたことをまとめました!  

 

 

「ダマシXダマシ」とは?

今回出版された「ダマシXダマシ」の内容は、以下の通り参照しておきます。

「もしかして、ある人に騙されてしまったかもしれないんです」 上村恵子は、銀行員の鳥坂大介と結婚したはずだった。 求められるまま口座を新設し、預金のすべてを振り込んだ。 だが、彼は消えてしまった。預金と共に。 鳥坂の捜索依頼を受けたSYアート&リサーチの小川令子は、彼がほかに二人の女性を騙していたことをつきとめる。 だが、その鳥坂は死体となって発見された。 事務所メンバの新たなる局面。Xシリーズ最終話!   引用元:Amazon

今作が、Xシリーズ第6作目であり、最終巻となっています。

 

「ダマシXダマシ」を読んで感じたことまとめ!

「ダマシXダマシ」を読んでみて、やっぱり森博嗣氏の作品は読んでいて爽快感があるなということでした。

読み始めると、一気に読めてしまう。

また、最終巻ということで、Gシリーズ「Χの悲劇」と同様、登場人物にとってのターニングポイントが訪れています。

また、最後の最後で他シリーズと関連させる、読者サプライズが用意されていました。

これまでの作品を読んできた人にとっては、とても大きなサプライズとなったと思います。

また、こんなサプライズをが用意されているということが、森博嗣氏のS&Mシリーズと大きく関連している現行シリーズでもあるGシリーズもそろそろ終結を迎えるということを意識させ、少し寂しい気持ちになりました。

 

「ダマシXダマシ」を読んで印象に残ったフレーズまとめ!

「ダマシXダマシ」を読んで印象に残ったフレーズをまとめておきます。

成り行きって、恐ろしいものだ、でも、恐ろしく素敵な成り行きもある。

真鍋がガールフレンドである永田と結婚を決めた場面で描かれていたフレーズです。

なかなか自分の将来を決められなかった真鍋ですが、いよいよ永田の姉の出来事をきっかけに実家暮らしの永田が実家を出ることとなり、結婚を決めます。

それは彼らにとっては成り行きですが、彼らの結婚を決めるというとても恐ろしく素敵な成り行きとなりました。

僕も海外赴任をきっかけに結婚を決めており、昔の自分を思い出したようにこのフレーズに惹かれました。

このフレーズは作品を通して、最も僕の心に刺さったフレーズでした。

 

騙し騙し生きている。これからもね・・・。

SYアート&リサーチ所長の椙田の言葉です。

本作は椙田とっても新たなターニングポイントとなる作品でした。

事情は分かりませんが、日本にだんだん居づらくなってきており、本作を機にまた日本から離れることとなってしまいました。

昔から自分を偽って騙し騙し生きており、そしてそれはこれからも続けていくということを意味しています。

彼の哀愁を感じさせる言葉です。

 

最後に

今作でXシリーズが完結してしまうなんて、少し寂しい気持ちもありますが、Wシリーズをはじめ森博嗣氏の作品はまだまだ今後も出版予定です。

なので、引き続き森博嗣ワールドを楽しみにしたいと思います。