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東京在住、石油会社に勤めているエンジニアのとしです。海外勤務、英語、育児、資産運用など、日々の生活を豊かにする情報を発信していきます。

社会人2年目で海外赴任した僕が語る、海外勤務でとても苦労したことまとめ!

f:id:toshiki5911:20170715023904j:plain こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

僕は社会人2年目の2011年から4年間アブダビに海外赴任していました。

社会人2年目というまだ右も左もよく分かっていない状態だったこと、また、初めての海外勤務ということもあり、いろいろと苦労しました。

今回は、僕の経験をもとに、海外勤務でとても苦労したことをまとめてみました!

 

 

社会人2年目で海外赴任した僕が語る、海外勤務でとても苦労したことまとめ!

僕の経験をもとに、海外勤務でとても苦労したことを以下にまとめました。

グループには僕一人だけしかいない

赴任して最初に配属になったグループは、メンバーが僕一人でした。

直属の上司もいなければ、同僚もいません。

すぐ上の上司が部長という組織だったので、気軽に相談できる人がいませんでした。

そんな状況だったので、グループに関係する全ての業務が僕のところにやってきて、それをすべて僕が処理しなければなりませんでした。

それはもう忙しく、大変でした。

社会人2年目ということもあり、あまり知識も経験もなかった僕は、この時に死ぬほど勉強しました。

とても忙しかったのですが、しっかりとした技術者としての基礎が身に付き、この時の経験がその後の業務に生きています。

海外の事務所は人手が少ないですし、僕ほどではないにせよ、少ない人数で仕事を回さないといけないこともあります。

 

直属の上司がいない

既に書きましたが、最初に配属したグループには、僕一人しかいませんでした。

なので、すぐ上の上司が部長であり、業務で分からないことを気軽に相談できる人がいなかったので、分からないことはすべて自分で勉強するしか方法がなく、とても苦労しました。

僕が勤めている石油開発業界には、分からないことは「自分で勉強する」という文化があり、ご多分に漏れず、僕も自分で勉強して知識や経験を身に付けていきました。

この時の苦労があるため、海外勤務中にとても多くの知識や技術を身に付けることができたとも言えますが、正直もっと効率的に知識や経験を積む方法はないものかと思っています。

 

パワハラ・ワンマン上司

最初に配属された部署の日本人の部長が独裁者のような人で、他人の意見を聞き入れず自分のやりたいようにやる人でした。

その部長はその会社での経験が非常に長く、その会社のことを一番よく知っている人なので、その分プライドもあったのだと思います。

そのためか、部下にとんでもないパワハラを働いていました。

僕も被害者の一人なのですが、ちなみに僕は以下のようなパワハラを受けたり、ワンマンぶりに苦労しました。

  • 僕がリーダーとなって進めていたプロジェクトの仕事を理由もなく外された(のちに副部長の説得もあってそのプロジェクトに復帰)
  • 明らかに間違っていることを指摘すると、やくざのような態度で暴言を吐く
  • 会議や打ち合わせ中、何でも完でも自分一人で決め、意見を言える雰囲気にしない

この部長の下についた(かつ直属の上司がいないので、本来受け皿になる中間管理職が不在だった)のはとんだ災難でした。

まさか、海外赴任してまで日本人に苦労させられるとは思いもしませんでした。

ですが、この部長の物事を決断するところは、たった一つだけのいいところでした。

当時この会社には決断する人が全くいなくて、管理職の人はみんな決断を避け、より上の管理職の決断を仰ぐような、そんな人たちの集まりでした。

その中で、唯一自分でちゃんときっちり決断していたことは、この部長の優れたところだと考えています(その決断が正しいかどうかは別として)。

 

現地国民が仕事をしない

アブダビでは、石油収入が豊富であり、その石油収入をもとにお金を国民に配っていました。

なので、これが原因で働かなくてもお金がもらえるんだという意識が国民の中で育っているため、国民のほとんどが会社に出勤するものの全く働いていませんでした。

そして、そのツケが他の社員に周り、また、その中でも日本人はよく働く民族ですので、多くの仕事が日本人に降りかかり、毎日残業をしていました。

この状態を何とか改善すべく管理職の人たちが色々と手を打っていましたが、一向に状況は改善せず。

人間の意識の奥底に根付いたものは、そう簡単に変えることはできないですね。

 

現場の出稼ぎ作業員がすぐ辞める

石油開発の現場では、インドやパキスタン出身の人たちが多く働いていました。

これらの人たちは基本お金を稼ぎにアブダビに働きに来ているので、より多くの給料がもらえるところがあればすぐに仕事を辞めて転職します。

日本人にありがちな、会社にお世話になった、とか、会社に貢献したい、とか言った考えはなく、全てはお金のために働いています。

僕が勤務していたのはとても小さな石油開発会社だったので、そこまで高い給料を提示することができませんでした。

また、2010年~2012年の高油価時代では、他の大きな会社が軒並み高給与を提示して求人を出していたため、かなり多くの現場作業員が会社を去っていました。

そして、その失った人材を補充すべく、僕は技術者でありながら採用活動の業務に携わることとなり、面接やテスト問題の作成、採点など技術と関係ない仕事までせざるを得ませんでした。

しかし、小さな会社ですので、人があまり集まらず、集まってきても基準を満たさない人材ばかりのことが多く、なかなか思ったように採用が進まない毎日でした。

彼らの行動力は本当に真似したくなるほどですが、残された身としては大変な思いをしました。

 

まとめ

僕の経験から海外勤務中に大変苦労したこと書いてきましたが、以下にまとめます。

  • グループに僕だけしかいない
  • 直属の上司がいない
  • パワハラ・ワンマン上司
  • 現地国民が仕事をしない
  • 現場の出稼ぎ作業員がすぐ辞める

 

最後に

海外勤務は、僕にとってたくさんの知識や経験、技術を身に付けることができ、とてもいい経験となりました。

しかし、それと同時に多くの苦労を味わうことにもなりました。

このような苦労は石油開発会社だけのものではなく、どの業界でも同じようなことが言えます。

これから海外勤務する人、海外勤務を希望している人、海外勤務のために転職を考えている人にとって、この記事が役に立てば非常に幸いです。