としぶろぐ ~いつもの日常に豊かさを~

東京在住、石油会社に勤めているエンジニアのとしです。海外勤務、英語、育児、資産運用など、日々の生活を豊かにする情報を発信していきます。

日経IR・投資フェア2017に行ってきた!メリット・デメリットと気になった会社をまとめておく!

f:id:toshiki5911:20170826143223j:plain

こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

昨日、東京ビッグサイトで開催された日経IR・投資フェアに参加してきました!

株式投資を始めるべく勉強しているのですが、四季報を見ても、会社ホームページを見ても、いまいちその会社がピンと来ない・・・。

そんな時、日経IR・投資フェアで会社がブースを出し、その会社について社員さんからお話が聞けるというので、東京ビッグサイトに行ってきました。

僕はこの4月に投資・資産運用を始めたばかりの初心者ですが、株式投資を始めるにあたって、とても貴重なお話を聞くことができました。

今回は、日経IR・投資フェアに実際に参加してきた僕の感想とそのメリット・デメリットをまとめてみました!

 

 

日経IR・投資フェアに行ってきた!

2017年8月25日(金)、26日(土)の2日間にわたって、東京ビッグサイトで開催されている日経IR・投資フェア。

このイベントでは、以下の催し物が開催されていました。

  • 会社説明会
  • 講演会
  • 投資関連セミナー

会社説明会では、個人投資家が投資対象の会社の人から、その会社についてのお話を聞くことができます。

講演会では、事前に参加申し込みが必要でしたが、経済界の著名人や専門家から投資、経済についてのお話を聞くことができます。

投資関連セミナーでは、主にETF(上場投資信託)、REIT(不動産投資信託)についてのお話を実際の商品情報と同時に効くことができます。

日経IR・投資フェアにはかなりの参加者が参加されていたのですが、若い人はあまりおらず、参加者のほとんどが50代~60代という感じでした。

まぁ、1日目は平日(金曜日)だったので、若い個人投資家の方々は仕事していて参加していなかったのかもしれません。

ちなみに、日経IR・投資フェアには、無料かつ事前申し込みなしで参加することができます。

 

日経IR・投資フェアで僕が参加したイベントは?

僕は、時間のほとんどを会社説明会で説明を聞くのに使いました。

なぜかというと、現在、株式投資を始めるための勉強をしているのですが、その投資をする上で、最も参考になる投資先の会社の人から実際に話を聞ける機会が実はあまりないんですよね。

その貴重な機会を生かすべく、会社説明のブースを多く回り、社員の方といろんなお話をしてきました。

セミナーについては、ETFについてのセミナー1つだけ参加しましたが、あまり面白くなく、時間の無駄と思い、それ以上は参加しませんでした。

 

日経IR・投資フェアに参加するメリット・デメリットとは?

実際に日経IR・投資フェアに参加してきて、感じたメリット・デメリットをまとめておきます。

メリットについて

  • 参加費無料で会社の方からお話を聞くことができる
  • これまで縁のなかった新しい会社を知ることができる
  • 著名人、専門家からの講演を無料で聞くことができる
  • セミナーを通じて、ETF、REITの情報を得ることができる
  • ブースで会社説明を聞くと、ちょっとしたいろいろなお土産がもらえる

デメリットについて

  • ブース出展企業は100を超えており、全ての会社の社員さんから2日間で話を聞くことは、事実上不可能。ましてや、セミナーを参加しながらだと、もっと限られる。
  • ブースで行われている会社説明の時間が決まっており、会社説明を聞く優先度を決めないと効率よく話を聞くことができない
  • 投資関連セミナーは席がすぐ埋まるので、事前に並ばないと入れない

 

日経IR・投資フェアに参加する上で、注意したいこと!

日経IR・投資フェアに参加する上で、注意したいことを以下にまとめておきます。

①事前にホームページなどで出展企業を調べて、優先的に説明を聞く会社を選んでおく。

出展企業は100を超えており、全てを回りきることはおそらく無理だと思います。

事前に出展企業を確認し、優先度を付けておけば、会場に到着後、効率的に行動することができます。

 

②会場に着いたら、資料と一緒に大きな袋を配っている会社のブースに行く。

まずは、資料を大きな袋に入れて配布している会社のブースを訪問して、資料を受け取ってください。

この袋があれば、それ以降はこの大きな袋に資料をまとめて入れることができ、大量の資料に右往左往することが無くなります。

今回は、京急電鉄、J-TRUSTの2社が大きな袋を配布しており、来場者のほとんどがこの大きな袋に資料を入れていました。

 

③優先的に選んだ会社のブース説明のスケジュールを確認し、効率的なスケジュールを組んで行動する。

ブース出展している会社はおよそ1時間に1度、そのブースで会社説明をしています。

しかし、会社によってその時間がバラバラなので、優先的に回る会社の説明会のスケジュールを確認し、効率的に行動したほうがより多くの会社からお話を聞くことができます。

 

④会社説明で終わらず、そのあとで社員さんと直接話をする機会を作る。

ブースで行われる会社説明では、プレゼン資料に沿ってその企業の特徴と業績を説明してくれます。

しかし、あくまでプレゼン資料に沿った内容を伝えるだけであり、しかも比較的若手の社員さんによる説明なため、会社パンフレット程度の情報しか聞くことができません。

なので、会社説明の後、社員さんと直接話をする機会を持ち、もっと深いところの話をすべきと思います。

例えば、会社説明だけでは、以下のような情報は得ることはできません。

  • なぜその会社は世界シェアNo.1をとることができているのか?低価格?唯一無二の技術?
  • 同業他社(ライバル会社)は、その会社の持っている技術を真似できないのか?真似できないのであれば、それはなぜか?
  • 例えば、自動車業界であれば、EVの台頭によるビジネスへの影響と今後のビジネス展望
  • 新たなビジネスを展開しようとしている場合、既存ビジネスとの関係は?なぜそのビジネスを選んだのか?

僕はエンジニアとして働いているので、主に工業・機械系の会社の説明会を回り、上記のようなことを社員さんから直接聞いてきました。

社員さんの方も、熱心にお話を聞いてくれる(=会社に興味を持ってくれている)ことが嬉しいためか、なかなか聞けない情報を提供してくれたりします。

また、直接社員さんとお話しすることで、例えば、

  • 社員さんがその会社を好きかどうか
  • 社員さんがその会社の現状をちゃんと理解できているか
  • 社員さんがその会社の将来展望をちゃんと理解できているか

というようなことが何となく分かるので、社員さんがその会社を好きと思ってないなら、あまりよくない会社なのかな、なんてことが判断できるわけです。

直接社員さんと話をするということは、投資するにあたりいろいろな情報が得られますので、是非社員さんと直接お話しして、いろいろな情報を聞き出してください。

残念ながら、ほとんどの参加者は会社説明会終了後には、社員さんと話をすることなくすぐに別の会社のブースへと移動していたので、すごく損をしているなと感じました。

そういう方は、説明会終了後のお土産目当てに参加していたのかもしれませんね。

 

会社説明を聞いて気になった会社まとめ!

僕が会社説明を聞いて気になった会社をまとめておきます。

①メック

f:id:toshiki5911:20170826143226j:plain

銅表面処理用の化学薬品メーカー。

電子基板の接合時に、銅の表面をざらざらにし樹脂‐銅板間の接着力を高める表面処理のための薬品を開発・販売しています。

この会社の特徴は、社員の3分の1が研究開発員であり、研究開発投資も積極的に行っていることです。

電子基板にははんだを用いて部品を接着するのですが、そのはんだの熱で銅‐樹脂間の接着がはがれてしまうとのこと。

薬品により表面処理を施せば接着力を高めることができ、この技術(薬品)はメックの唯一のものであるとのこと。

 

②大同メタル

f:id:toshiki5911:20170826143225j:plain

エンジン軸受け、ターボ軸受けのメーカー。

この2つの製品で世界トップシェアを誇っています。

製品の単価に対して設備投資額が大きく、どの他社もこのビジネスをやりたがらないことから、大同メタルが世界トップシェアを取れている理由とのこと。

この2つの製品はガソリン車(内燃系エンジン)に使用されるもので、EV、水素自動車には用いられず、今後の自動車業界の動向によってはビジネスが大きく変わるとのこと。

ただし、新興国(アジア・南米・アフリカ)では今後ガソリン車の需要が伸びてくるであろうことから、新興国に対してビジネスを展開していくとのこと。

 

以下、時間の都合上、ブース写真を撮影できませんでした(泣)

 

③ミスミグループ

FA(Factory Automation)部品、金型部材、他ブランド製品メーカー。

半製品として加工したものをストック化することで、納期を短縮し、また価格の低下をすることができている。

また、ミスミグループが発行しているカタログに記載の部品であれば1~2日で納品できるため、客が在庫を抱えなくてよいというメリットを提供している。

また、設計ソフトウェアのCAdから直接発注できるサービスも展開している。

 

④夢真ホールディングス

建築関係の技術者派遣をやっている会社。

現在でも需要があり、今後はもっと需要が伸びてくるであろうITエンジニアの採用に力を入れており、毎年2,000名の採用を実施していくとのこと。

 

⑤トプコン

インフラビジネスでの技術・経験を活かし、IT農業、アイケア業に展開している。

網膜をスキャンし画像化する技術を持っており、またそれを自動で撮影する機器を製造している(全自動の機器製造はトプコンだけとのこと)。

 

⑥ハイレックス

自動車用コントロールケーブルを製造しているメーカー。

車のいたるところをコントロールケーブルが曲げられて張っており、このコントロールケーブルは曲げによって摩耗してしまう。

曲げによる摩耗に対する耐久性のあるコントロールケーブルを製造する技術が強み。

EVが台頭した場合、コントロールケーブルの数は減るがケーブル自体は残るため、大きく利益が減ることはないと考えられるが、EVの動向は注視している。

売上の68%が車社会の米国で発生しており、トランプ政権の政策によって影響があるかもしれない。

その他、ヨット、医療などの事業をやっているが、まだまだマイナーである。

 

⑦ユニオンツール

切削工具の製造・販売をしているメーカー。

57年連続黒字であり、リーマンショック時でも黒字を出したとのこと。

プリント配線板に穴をあけるためのドリルを製造しており、コーティングによるドリルの長寿命化、および髪の毛よりも小さいドリルの製造などの技術が強み。

ドリル径の検査に用いていた計測センサー技術を応用し、心拍計測センサーを開発・製品化し、これからのビジネスとして展開しようとしている。

 

⑧松風

人工歯や切削材類の製造シェア国内No.1のメーカー。

歯とネイルが主要ビジネスであり、歯科に関しては国内よりも海外にビジネス展開していく。

 

⑨キューブシステム

技術ソリューションサービスを提供している会社。

社内で独自の仮想通貨システムを立ち上げを検討しており、社員のインセンティブや年金ポイントに利用することを検討している。

 

⑩トーカイ

病院へのリネン業、介護事業、薬局事業を主に展開している会社。

今後は、需要が高まってくる在宅医療・介護サービスにビジネスを展開していく。

薬局に関しては、門前一等地のみに店舗を出店することで、効果的に利益を出してきている。

 

⑪コスモ・バイオ

ライフサイエンス研究に対する試薬、機器の販売を行っている会社。

世界から試薬を購入し、国内の大学、公的研究機関に販売する商社的なビジネスを展開している。

 

⑫デリカフーズ

外食チェーン、中食チェーンに野菜を卸している会社。

ホール野菜、カット野菜、真空加熱野菜の3種類を販売している。

スーパーコールドチェーンという、野菜を加工する工場のプロセスをすべて低温(4~5度)で行うことにより、野菜の鮮度を保つことができ、この導入により売り上げを伸ばしてきた。

また、食品安全の世界標準であるISO22000を取得し、食品の安全管理に努めている。

 

⑬トーカロ

溶射技術によるコーティングを行っている、表面改質の総合メーカー。

今後は、IoT、AI、Big dataによるビジネス需要が大きくなることが予想されており、トーカロのサービスも伸びてくるだろうとのこと。

業態はB to Bであり、お客(会社)の相談・要望に応え、お客と一緒にビジネスを作り上げてきた中で培った信用と、どんなもの(複雑な形状)にでもコーティングできる技術が強み。

海外にもビジネス展開していくが、身の丈に合った経営を目指していく(トーカロだけでなく、お客と一緒に海外に出ていったり、どこでも工場を建設していくのではなく、ライセンス提供という形でライセンスフィーを受け取るビジネスも展開していく)。

 

⑭サカタインクス

印刷インキを製造しているメーカー。

特殊グラビア印刷インキでは、業界トップシェアを誇っている。

また、米国の特殊グラビア印刷インキは、そのほとんどがサカタインクスのインキを使用しており、缶ビールやレトルト食品のパッケージのほとんどはサカタインクスの商品が使用されてている。

今後は、人口の多い東南アジアなど新興国にビジネス展開していく(新興国では技術的にサカタインクスが圧倒的優位に立っている)。

 

最後に

日経IR・投資フェアに初めて参加しましたが、とても多くの会社の社員さんと話をすることができ、とても有益な情報を得ることができました。

また、今まで全く縁のなかった会社を知ることができ、自分の興味の対象を広げることもできたと考えています。

ここで得た情報を生かして、上手く株式投資につなげられたいいなと思っています。