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【セミナーレポート】マネオマーケット社主催ソーシャルレンディング合同説明会に参加してきたので、概要をまとめておく!

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こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

2018年3月5日(月)、東京国際フォーラムで開催されたマネオマーケット社主催のソーシャルレンディング合同説明会に参加してきました!

僕は2017年4月からソーシャルレンディングに投資をしています。

クラウドポート社主催の投資家懇親会に参加した時に感じましたが、僕のソーシャルレンディングに対する知識がまだまだ足りないです。

 

>>>関連記事:クラウドポート社主催のクローズド投資家懇親会に参加してきたので、感想をまとめておく!

 

なので、その知識を補うべく、この合同説明会に参加することにしました。

今回は、ソーシャルレンディング合同説明会に実際に参加してきましたので、そのセミナー内容と僕の感想をまとめてみました!

 

ソーシャルレンディング合同説明会について

2018年3月5日(月)に東京国際フォーラムで開催されたマネーマーケット社主催ソーシャルレンディング合同説明会。

このイベントでは、以下のソーシャルレンディング事業社の説明がなされました。

  • maneo
  • クラウドリース
  • スマートレンド
  • アメリカンファンディング
  • さくらソーシャルレンディング
  • アップルバンク
  • プレリートファンド
  • 質疑応答

まず初めに今回の説明会参加事業社である7社から、各社の説明をお聞きし、最後に質疑応答を行いました。

このカンファレンスの参加者はおよそ30人程度、年齢層は主に30代~50代で、40代の方が最も多かったように思います。

若い人にはあまりソーシャルレンディングに対する認知度が高くないのかもしれません。

ちなみに、このソーシャルレンディング合同説明会はmaneo社ホームページを通じて無料で参加することができました。

 

ソーシャルレンディング合同説明会の概要まとめ

①maneo

 maneoの要点は以下の通りです。

  • maneo社単体では常時およそ300億くらいの資金を融資している。
  • maneo社(それ以外の会社も共通だが)、利益の源泉は融資資金に対する利息である。
  • 親会社であるマネオマーケット社が第二種金融商品取引業者、maneoが貸金業者として役割を分けている。
  • maneoで取り扱う案件は幅広い。
  • maneoは直近も含めて黒字とのこと。
  • 案件のリターンはおよそ5%~8%。
  • これまでデフォルトはない。ただし、過去に合計7件の遅延が発生している(そのうち4件は最近発生したmaneoの虎案件)。

 

②プレリートファンド

プレリートファンドの要点は以下の通りです。

  • REITとは、資金を用いて不動産を購入し、賃料収入などで利益を稼ぐもの。
  • 日本政府の成長戦略では、2020年ごろに30兆円までREIT残高を増やす戦略を掲げている(現在は16兆円)。
  • プレリートファンドでは、①ヘルスケア不動産(病院、老人ホームなど)、②ホテル不動産(インバウンド用含む)、③レジデンス不動産、④開発用地、の4つの事業を行っている。
  • プレリートファンドの特徴としては、①徹底した物件精査、②徹底したキャッシュフロー健全化、③REIT並みの情報開示、の3つがある。
  • 物件精査では、不動産鑑定評価書、エンジニアリングレポート、およびマーケットレポート・財務ビジネスDDレポートを確認し、ある決められた項目をチェックして物件精査を行っている。
  • キャッシュフローの健全化では、キャッシュフローからの利益の割合を調査し、オペレータが返済負担力があるかどうかを確認する。
  • 情報開示では、IR情報を開示している。

 

③アップルバンク

アップルバンクの要点は以下の通りです。

  • 合同説明会時点で20億強のローンが成立している。
  • 現在行っている事業は、①給料前払いシステム事業、②担保付不動産事業、③不動産開発事業の3つである。
  • 給与前払いシステム事業は、企業の人材不足を改善するために役立つシステムであり、企業から従業員に前払いするための立替資金をソーシャルレンディングで募集する。この業者は全国で10社くらいあるが、その中でも数社に絞って融資している。

 

④さくらソーシャルレンディング

さくらソーシャルレンディングの要点は以下の通りです。

  • 九州・福岡に本社がある。
  • 合同説明会時点で7億弱のローンが成立している。
  • さくらソーシャルレンディング自体は貸金業の免許がないため、親会社の2社を通じて融資を行っている。
  • これまでの実績で、関西、東北に案件実績なし(四国は2件あった!)
  • 案件としては、不動産担保、太陽光発電、売掛債権が主要。
  • 6%~8%の利回りであり、3~12ヶ月の運用期間が多い。
  • 最近は札幌の売掛債権の案件が募集されている。

 

⑤アメリカンファンディング

アメリカンファンディングの要点は以下の通りです。

  • 米国の不動産担保案件を取り扱っている。主としてカリフォルニア州、テキサス州の案件が多い。
  • 全ての案件に担保が設定されている。
  • 為替リスクはボロワー(資金を借りる側)が負う契約になっており、投資家は為替リスクを負うことが無い。
  • Zillow.comなどのサイトで米国の不動産の情報が公開されている。
  • これまでにデフォルト、遅延の発生はない。
  • 8~10%の利回りであり、8~12ヶ月の運用期間が多い。

 

⑥スマートレンド

スマートレンドの要点は以下の通りです。

  • 金融事業特化型の事業会社。
  • 事業の特徴として、①リスク分散され流動性の高い案件、②利益率が高く自己資金の多い企業、③経営関与度の高い企業、への融資を行っている。
  • 主要案件としては、小口金融事業である香港個人ローン事業や家賃保証事業、エステティックサロンのクレジットカード事業がある。
  • 特徴的な案件として、大型連休中の家賃保証事業案件として、GWや年末年始に1カ月期間の高利回り(12%程度)案件が募集される(ただしすぐ埋まってしまう)。

 

⑦クラウドリース

クラウドリースの要点は以下の通りです。

  • 店舗ビジネスを中心に融資を行っている。
  • 子会社のクラウドキャピタルが貸付事業を、クラウドファンドがリース・割賦事業を行っている。
  • 代表的な事業にパチンコなどのアミューズメント事業への融資を行っている。パチンコ台は担保となりうる。
  • 近年、パチンコ業界は縮小しているため、新しい業者ではなく、これまで実績、付き合いがある企業への融資を行っている。
  • また、過去には、外国人ミュジーシャンへのライブ費用前払いのための立替資金としてイベント会社への融資を行った案件もある。

 

⑧質疑応答

質疑応答の時間では、以下の5つの質問に対して回答が得られました。

◆マネオマーケット社と各事業会社の責任範囲は?

マネオマーケット社の責任の範囲は、①資金の分別管理、②募集内容の確認・審査の2点である。

また、各事業会社の責任の範囲は、①運用方法を決定し運用する(回収する)ことである。

各事業会社の決算書を公開しているところもあり、財務の透明性を図っている。

ただし、各事業会社が破たんした場合、マネオマーケット社に責任は発生しない。

 

◆最近maneoで発生した遅延4件における担保売却についてはどうか?

最近発生した遅延4件について、担保は設定していない(無担保案件)。

そのため、ハイリスク・ハイリターンの案件だった。

経緯としては、maneoの虎と呼ばれる案件であり、ラーメン店の開業資金として融資されたもので、返済原資はラーメン店の売上となっていた。

しかし、全8店舗中3店舗で立地条件が悪く採算が取れないようになり、閉店した。

残りの5店舗は採算がとれており、5店舗の売り上げから返済するべく返済スケジュールのリスケを検討している段階である。

もともと2/28が利息の返済日であったが、返済が確認できなかったため、3/9の投資家への分配金支払いは困難である旨のアナウンスを行った。

今後、次回以降の返済日に向けて、回収を試みているところである。

 

◆マネオマーケット社と提携している事業会社を選ぶ際に見ているものは何か?

提携先を選ぶ際には、①事業会社の案件に対する目利き力、②事業会社で働く人間、などを見ており、事業会社としての信頼性を確認している。

 

◆プレリートファンドについて、不動産がREITへ売却できない場合にはどうするのか?

不動産がREITへ売却できない場合には、不動産会社への売却を考える。

また、それができない場合には、借り換えなども選択肢に入ってくる。

 

◆投資家の年齢層、平均投資額などの情報はあるか?

maneo社のホームページ→マーケット情報より、投資家の統計的情報を見ることができる。

投資家の1人当たり平均投資額は197万円。

投資家の年齢層としては、30代~40代が70%程度とほとんどを占めるが、70歳代の投資家もいる。

投資家は高利回り案件を好む傾向があり、多くの方が東京などの都市部に居住している。

地方在住の投資家は非常に少ない。

インターネットを通じての口座開設申し込みに慣れた若い方がほとんどだが、75歳以上の方には口座開設手続きのコールサポートも行っている。

 

ソーシャルレンディング合同説明会に参加して感じたこと

以下、僕の感想をまとめます。

  • マネオマーケット社と提携している7社の事業概要がおおよそよく分かる説明会だった。
  • やはりソーシャルレンディングのリスクとしては、①事業社リスク、②案件リスクの2つであり、これらに対して適切にリスク低減を図ることが必要と感じた。
  • さくらソーシャルレンディングでは僕の出身の四国案件が全くないものと思っていたが、実際は2件あった。次に四国の案件が募集されたら投資を検討しようかな。
  • アップルバンクの給与前払いシステム事業は面白いビジネスだと感じた。

投資であれば何でもそうですが、リスクを以下に低減できるかが重要と感じています。

クラウドバンクで遅延が発生した際にリスクについて考えてみた時のことを記事にしていますので、参考にしてください。

ソーシャルレンディングだけでなく、投資信託や個別株投資のリスクについても書いています。

 

>>>関連記事:クラウドバンクで償還遅延が発生。この機会に投資におけるリスクについて改めて考えてみた。

 

最後に

このソーシャルレンディング合同説明会は、ソーシャルレンディングの主要事業会社の概要が分かる良い説明会だと思います。

これを契機にいろいろな事業会社の案件を見てみて、気に入った会社で投資を始めてみるのもいいかもしれません。

投資を始める前にはきちんと調べて、納得した上で投資をしたいですね。

ソーシャルレンディングの事業会社および案件の選び方については、以下記事に分かりやすくまとめています。

 

>>>関連記事:【実績公開】ソーシャルレンディングの始め方と投資のポイントを初心者にも分かりやすくまとめておく!

 

ちなみに、僕はmaneoクラウドバンクの案件に主に投資をしています。

投資実績については、以下記事にて最新の実績を公開していますので、参考にしてください。

 

>>関連記事:【実績公開】2018年4月の最新の資産運用実績をまとめました!