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ウェルスナビの手数料は少額積立サラリーマン投資家にとって高いのか?ETF直接買付と比較して、リターン・コストを計算・検証してまとめてみた!

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こんにちは、とし(@toshiki5911)です!

以前より資産運用に興味があって、2017年4月から余剰資金を使って資産運用を始めています。

僕はロボアドバイザーのウェルスナビに毎月3万円の積立投資をしているのですが、他の投資信託への積立投資をしていると、やはりコスト(手数料)が年間1%と言うのが高いと感じてしまうんですよね。

特に、買い付けしている米国籍ETFは信託報酬が年間0.10~0.14%と超低額であるため、直接ETFを買い付けた方が良いのではないかと悩んでしまいます。

しかし、直接ETFを買い付ける場合には、少額であればあるほどETF買付手数料の影響が大きく、手数料負けしてしまうというのは良く言われていることです。

 

>>>関連記事:米国株・海外ETF取引で、手数料負けしない売買金額とは?(外部リンク)

 

ここで、上記記事では、手数料負けしないためには、1回当たり1,111ドル以上の売買をした方が良いと書かれていますが、毎月10万円以上投資へ回せる方もそう多くはないと思います。

また、ウェルスナビの手数料がETF直接買付のコストと比較して高いのか安いのかについては、他の投資家の方々のブログにも書かれてあります。

ですが、定性的なことについてのみ述べられていたり、定量的ではあっても単に手数料の比較が述べられているだけで、じゃあ長期投資を前提とした場合にリターン・コストがそれぞれ一体どのくらい違ってくるのかはどこにも書かれてありませんでした。

そこで、今回はウェルスナビへの積立投資とETF直接買付による積立投資とでは、リターン・コストがそれぞれ一体どのくらい違ってくるのか、計算・検証したのでまとめてみました!

 

計算・検証の前提

今回の計算・検証作業では以下のことを前提としました。

①共通の前提

  • 毎月の積立投資額は3万円
  • 積立投資期間は30年間
  • ウェルスナビおよびETF直接買付のポートフォリオは同じ
  • ウェルスナビ およびETF直接買付の30年間平均リターンは4%/年(分配金再投資含む)
  • 信託報酬は年末に1年分をまとめて資産評価額から差し引く(本当は違うと思われるが単純化のため仮定)

②ウェルスナビへの積立投資の前提

  • 手数料は年間1.0%
  • ETFの信託報酬は年間0.12%(0.10~0.14%の平均とする)

③ETF直接買付による積立投資の前提

  • 信託報酬は年間0.12%(0.10~0.14%の平均とする)
  • ETF買付手数料は約定代金の0.45%、手数料下限5ドル/上限20ドル
  • 為替コストは無視する(住信SBIネット銀行では為替コストが4銭/ドルであり無視できるレベルと判断)
  • 為替変動リスクは無視する(長期的には無視できると仮定)
  • リバランスによるコストは無視する(年2回のリバランスによるETF売買手数料が発生するが無視できると仮定)

 

計算・検証の結果

上記前提条件のもと、ウェルスナビおよびETF直接買付のリターンおよびコストを計算した結果は以下の通りとなります。

①ウェルスナビ VS. ETF直接買付:リターン編

まずは、リターンから。

 

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結果は、ウェルスナビが1,946万円、ETF直接買付が2,329万円となりました。

その差が383万円、19.7%であり、年間あたりでは約0.66%/年のリターン差となります。

この結果からは、少額積立サラリーマン投資家にとっては、このリターン差は大きいと言えるのではないでしょうか。

ただし、上図でも記載していますが、ウェルスナビにはDeTAX(デタックス)機能という税金先送り機能があり、ウェルスナビの柴山CEOによれば、これにより年間コストを0.4~0.6%程度低減する効果があるそうです。

 

>>>関連記事:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー(外部リンク)

 

DeTAX(デタックス)機能の効果を考え、ウェルスナビの年間手数料を0.5%と仮定した場合には、30年後の資産評価額は2,145万円まで改善します。

また、ETF直接買付との差が199万円、10.2%まで縮まり、年間あたりでは約0.34%/年のリターン差となります。

あくまでDeTAX(デタックス)機能の効果に期待した場合ですが、ウェルスナビ のリターンもそれなりのレベルになってきましたが、まだまだ差がありますね。

ただし、ウェルスナビに直接問い合わせしましたが、DeTAX(デタックス)機能の効果の証拠となる実データについては開示してくれませんでした。

これについては、現時点ではウェルスナビを信じるしかないといったところでしょうか。

 

②ウェルスナビ VS. ETF直接買付:累計コスト編

では、コストについてはどうでしょうか。

 

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結果はウェルスナビ が約315万円、ETF直接買付が約38万円であり、ETF直接買付の方が圧倒的にコスト有利であることが分かります。

逆に言えば、1%という手数料の前では、ETF買付手数料による影響は極めて小さいと考えられますね。

ここでも、DeTAX(デタックス)機能の効果を考え、ウェルスナビ の年間手数料を0.5%と仮定した場合には、30年後の累計コストは約185万円まで改善することになります。

 

計算・検証の考察およびまとめ

今回の計算・検証作業により、やはりリターン・コスト面では、ウェルスナビよりETF直接買付のほうが圧倒的に有利であるという結論となりました。

ですが、ウェルスナビのDeTAX機能により手数料低減効果を考慮すれば、ウェルスナビ のリターン・コストがかなり改善します。

あくまでDeTAX機能の効果を信頼すればの話ですが、ウェルスナビに期待して良いのではないかと僕は考えています。

また、僕が考えるウェルスナビのメリットの1つとして、手間をかけることなく米国籍の超優良ETFに投資ができるということがあります。

ウェルスナビの投資対象ETFは純資産総額が極めて大きい超優良ETFであり、運用会社の信頼性も問題ないでしょう。

また、AIが全て自動で運用してくれるというメリットは、普段時間が取れないサラリーマン投資家にとっては有難いメリットですよね。

一方、ETF直接買付においては、今回考慮しなかった為替変動リスクやリバランスコスト、買い付けに関わる円のドル転やリバランス等の手間がデメリットとなると考えられます。

毎月少額しか積立できないサラリーマン投資家にとっては、上記メリット・デメリットを考えれば、ウェルスナビ のリターン・コストでも問題ないと考える投資家もいると思います。

あとは、ウェルスナビの運用およびDeTAX機能の効果を信頼して、きちんと納得して長期投資ができるかだと思います。

 

最後に

今回は、毎月少額しか積立ができないサラリーマン投資家にとって非常に気になる問題である、ウェルスナビのコストは高いのか?について僕なりに計算・検証してみました。

結論としては、ウェルスナビの手数料1%はやっぱり高いですが、DeTAX機能の効果を考慮すれば、ETF直接買付と比べてウェルスナビ のリターン・コストはそれなりのレベルに落ち着くということです。

従って、この結果を以て、僕はウェルスナビへの毎月3万円の積立投資を継続することとなりました。

今後ウェルスナビの純資産総額が大きくなっていくにつれ手数料も下がってくると思われますし、30年後がどうなっているかが楽しみですね!

 

 

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